(写真:ローター)
中国経済の先行きに不安が広がる中、原油の先物価格が一時32ドル台まで急落し、12年ぶりの安値をつけました。
ニューヨーク原油市場では7日、国際的な取引の指標となっているWTIの先物価格が一時、時間外の取引で1バレル=32ドル10セントをつけ、2003年12月以来12年ぶりの安値となりました。これは、上海市場の株価急落など中国経済の先行き懸念が拡大していることによって、世界全体の原油需要が落ち込むのではないか、という不安が広がったためです。
原油の先物価格は、その後の取引時間中に33ドル台までやや値を戻しましたが、投資家の間でリスクを避けるムードは根強く、中国市場の混乱の影響が株式や外国為替だけでなく原油の先物市場にも広がっています。