チャウ教授・博士:「愛国は任務を立派に果たしたことである」

(VOVWORLD) -ファム・ティ・チャン・チャウ教授・博士は、ベトナムの化学物質分野における著名な女性科学者です。また、現在、彼女はベトナム祖国戦線中央委員会幹部会会員として活躍しています。
チャウ教授・博士:「愛国は任務を立派に果たしたことである」 - ảnh 1     チャウ女史=báo ảnh VN

チャウ女史は、1959年にハノイ総合大学を卒業した後、同大学の化学物質科の教師として活躍しました。そして、1985年に、ポーランドで博士号を取得。現在、80歳になるチャウ女史は、毎日のように、科学研究に夢中になっています。チャウ女史の話です。

(テープ)

「私が教師であった当時に、博士号という学位はあまり重視されていませんでした。私たちは、『教師であるならば、良く教え・うまく勉強する』という競争運動に積極的に参加していました。私は、自らの責任を立派に果たすために努力するだけでした。科学の研究が好きな私にとって、学生たちに科学研究を教えることは幸福なことですよ。」

これまでに、チヤウ女史が行ってきた科学研究は、資源の開拓、農業廃棄物の使用によるやけど治療薬剤の生産、魚や食肉、大豆を栄養失調予防対策用の栄養食に加工することに関わっています。1988年に、チヤウ女史は、自然科学と数学の分野で活躍する女性科学者を対象にコワレフスカヤ賞を授与されました。その後も、彼女は、「優秀な教師」、第3等、第2等「労働勲章」を連続して受賞しています。

チヤウ女史について、同僚の一人は次のように明らかにしています。

(テープ)

「チャウさんは、仕事に情熱と責任を持った人です。彼女は、いつも託された仕事を良好に完成させました。さらに、共同体の共通仕事の為に尽力してきました。」

現在、チャウさんはベトナム祖国戦線中央委員会幹部会の会員であるだけでなく、ベトナム知識女性協会会長、及びベトナム化学物質・分子生物協会会長としても活躍しています。チャウさんの話です。

(テープ)

元々教師であった私は、いつも他の人のお手本になるように行動しています。そこで、出来る限り託された仕事を立派に完成させる必要があると認識しています。それぞれの人が、労働効率の向上を認識して、働くならば、国が発展するはずです。生前、ホーチミン主席は『国を愛すなら、競争をしなければならない。競争することは国を愛すことである。』と言っていました。ただ聴くだけでも、偉大さを感じますが、個々人が自らの任務を立派に果すだけでも十分だと思います。」

ファム・ティ・チャン・チャウ教授・博士のようなお手本がさらに拡大されるように期待しましょう。

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