世界の障害者の代表グェン・フォン・アンさん

世界の障害者の代表グェン・フォン・アンさん - ảnh 1
グェン・フォン・アン(Nguyen Phuong Anh)さん

ハノイ市のベト・ドク(VietDuc)高校の女子生徒グェン・フォン・アン(Nguyen Phuong Anh)さんは生まれつき骨形成不全症という障害があります。しかし、彼女はいつも微笑んでいます。今年5月末に彼女はユニセフ国連児童基金から「世界の障害者の代表」という称号を与えられました。

(フォンアンさんの歌声)

お聴きいただいたのはフォン・アンさんが友達や親戚のためによく歌うヒット曲「This is me」でした。フォンアンさんに出合ったことのない人は彼女の歌声だけを聴いたら、それは障害のある人のものではないとは思わないでしょう。

フォン・アンさんは2012年に行なわれたゴット・タレント「ベトナム素人の才能を発掘する番組」に歌の演奏で参加し、観客と審査員らに深い印象を与えてきました。ですから、彼女は「ゴット・タレントのフォン・アン」の愛称で呼ばれています。フォン・アンさんは次のように語りました。

(テープ)

「昨年のベトナムゴット・タレントに参加したことは、私に様々なものを与えました。しかし、最も有意義なのはこの番組に参加することです。大きな目的は自らの趣味を示し、人々に私自身の可能性を認めてもらいたいのです。さらに、私に対する人々の気持ちです。この活動に参加したおかげで、私は自分に自信がつき、自分の生活が何よりも大切だと感じられるようになりました。」

30回以上の骨折により、フォンアンさんは常に車椅子で移動しなければなりません。ベトナムゴット・タレント2012年に参加して以来、フォンアンさんは常に身体障害者向けの交流会や慈善活動などに参列しています。フォンアンさんは次のように語りました。

(テープ)

「この1年間、私は慈善活動への参加を招かれました。これらの席で私は他の障害のある若い人たちと色々なことを分かち合いました。」

このように語ったフォンアンさんは「普通の学校で学び、教師や友達から愛され、支援して暮れがことはラッキーな事だった」と明らかにしました。学校で、フォンアンさんは友達から「人形」の愛称で呼ばれています。クラスメイトのファム・トウ・ヒエンさんはフォンアンさんについて次のように明らかにしました。

(テープ)

「フォンアンさんは英語を上手に勉強しているので、時々私を助けくれます。それだけでなく、彼女はクラスの文芸公演に積極的に参加しています。誰もがフォンアンさんを愛しています。」

世界の障害者の代表グェン・フォン・アンさん - ảnh 2

先頃、ユニセフの主催による「2013年の世界中の子供の状態:障害のある子供」の報告を公表する式典で、フォンアンさんは自分の考えについて述べていました。式典の参加者らは彼女の堪能な英語に驚きました。

将来の予定について、フォンアンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「現在、私は高校で引き続き学んでいます。私はいつも人々に出来る限り音楽、または自由な芸術部門に関わり、あるいはさらに大学へ進学したいという夢を持っています。」

骨形成不全症の障害に悩んでいるフォンアンさんのことを考えれば病気や生活の困難などを乗り越える事が出来るでしょう。彼女の楽観的な微笑と甘く美しい歌声は周りの障害ある人々を楽観的な励ましを与えています。

ご感想

他の情報