建設資材の研究結果を実践に移したチュウ博士

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チュウ博士

30年あまりにわたり交通運輸省所属の交通運輸科学技術院に勤めているグェン・ビク・チュウ博士は数多くの実用化科学研究の成果があります。彼女はこれまでに、政府と交通運輸部門から多くの称号を授与されました。特に、2013年には優れた女性科学者に送られるコワレフスカヤ賞をベトナム婦人連合会から授与されました。

ところで、チュウさんは中学生の頃時から、科学研究をするという夢を持っていました。その後、工科大学を卒業すると交通運輸科学技術院の燃料動機室に入り、科学研究という夢を現実に移せるようになりました。

チュウさんは次のように語りました。

  (テープ)

「女性にとって科学研究は容易でない仕事です。それに、交通部門の仕事はさらに大変です。でも、私たちにとって、実験室で仕事をしながら、現場まで足を運ばなければならないけれども立派に仕事を果たしました。」

交通運輸科学技術院で働いていた頃、チュウさんは29件の科学研究を担当し、他の40件の研究に参加しました。その中でも、10件の科学研究が実用化されました。例えば、10年以上使える鋼橋塗装の生産工程は交通運輸省も応用し、環境にやさしい製品を製造し、交通運輸部門の持続可能な開発に奉仕してたという研究成果です。それだけでなく、彼女はハノイ工科大学で授業も担当しています。チュウさんの教え子であるハー・ティ・ハーさんはチュウ先生について次のように明らかにしました。

(テープ)

「チュウ先生は活発で勤勉な人です。彼女はいつも誰かを助けています。私がマスターコース在学中に、チュウさんは色々と私を助けてくれました。」

科学研究に夢中になるだけでなく、チュウさんは同僚に専門的業務と経験を交換する用意があります。チュウさんの同僚ダオ・ビク・チュエさんは次のように語りました。

(テープ)

「私は1996年からチュウさんの同僚です。当時、彼女から専門的知識のみならず、社会的認識などを身に付けました。彼女はまるで私のお姉さん、まるで先生のようです。チュウさんから多くのことを見習いました。」

チュウさんは、既に定年退職しましたが、いくつものの科学研究の担当を継続しています。将来の予定について、チュウさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「交通運輸部門に関する色々な研究があります。私は道路用資材製造にナノテクノロジー応用を研究することにしています。科学研究に従事する人材育成も重要だと思います。これは、現在の私の夢です。」

決意と熱心さによりチュウ博士の夢は近いうちに実現することでしょう。

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