ホーチミン市第5郡の「心をひとつに」と名付けられた慈善クラブの担当者レー・ミン・フンさんにとって、恵まれない人々を助けることはラッキーなことです。先ごろ、フンさんは、ホーチミン市祖国戦線委員会から「静かなお手本」という表彰式で顕彰されました。
この数日、フンさんのグループはラムドン省ダラット市に住む身寄りの無いお年寄りと貧しい生徒など2000人に対しお土産を準備しました。その後に、フンさんたちはカント市の貧しい家庭の為にチャリティハウスを完成させます。この20年間にわたって、「心をひとつに」の慈善グループの担当者に選ばれて以来、フンさんは、支援を必要とする恵まれない人々を主体的に探しに行くと同時に、全国各地の行政当局と連携して、数百回の慈善活動を行なってきました。例えば、診療治療、治療薬の無料提供、自然災害による被災者への食料、生活物資の配給、身体障害者への車椅子の贈呈、貧しい生徒への奨学金の支給、貧しい家庭向けのチャリティハウスの建設などでした。
フンさんは次のように語りました。
(テープ)
「以前、私の家庭は、生活困難を経験したことがあったので、恵まれない人々に同感しています。ですから、私は、自分より恵まれない人々を助けたいのです。これは、国の負担を分かち合う為に、それぞれのベトナム人の責任でもあると思います。」
これまでに、フンさんは貧困状態にある人々を助ける為に、全国各地を回っていきました。それだけでなく、フンさんたちはカンボジアやインドでも慈善活動を行いました。
普段、フンさんは精進料理レストランの経営で生計を立てています。この仕事は忙しいですが、フンさんはいつも慈善活動を優先させています。フンさんについて、ホーチミン市赤十字協会のグェン・ビン・チュウ副会長は次のように語りました。
(テープ)
「フンさんのグループは現地の慈善活動に積極的に参加しています。慈善活動に熱心な人であるフンさんは全国各地に住む恵まれない人々を助けてきました。」
ところで、フンさんの慈善グループは年平均、5~10回の割合で、慈善活動を行っています。ホーチミン市第5郡赤十字協会のチュオン・ゴク・ロン副会長は次のように語りました。
(テープ)
「『心をひとつに』という慈善グループは毎年、多くの慈善活動を行っています。その一例として、500人分のお土産が恵まれない人々に届けられました。一人分のお土産は30万ドンないし50万ドン(約150円~240円ほど)の価値があり、適切でかつ効果的な活動です。」
その仁愛あふれる心は顕彰されるべき内容です。