ホア教授
先ごろ、ベトナム水利科学研究院副院長のチャン・ディン・ホア教授はベトナムの2013年の最年少教授として就任しました。
教授称号を授与した際に、ホア教授はジャーナリストのインタビューに対し次のように明らかにしました。
(テープ)
「私の故郷は中部ハーティン(HaTinh)省です。いつも洪水にさらされてる地方です。それがきっかけで、私は洪水による被害の軽減を目指すために、何かしなければならないと思い、水利部門に従事したのです。この仕事は大変ですが、利点も少なくないです。大学の在学期間から就職するまで、私はいつも熱心な先生と同僚から支援を受けてきました。」
1992年にホア教授は水利大学を卒業した後、ベトナム水利科学研究院に努めました。20年間にわたり、科学研究や科学技術の導入と移転を経た結果、ホア教授と同僚はベトナム水利部門に適合した利益をもたらしました。2012年にホア教授と同僚は『科学技術部門の特別優秀な研究結果』というホーチミン賞を受賞しました。ホア教授は次のように語っています。
(テープ)
「今日のような成果を収めたことは、先ずもって自分自身の誇りです。私の研究結果は、私だけでなく、優れた教授と同僚による成果です。私たちが研究したのは実際に差し迫った問題であるため、実用性が高いです。」
ホア教授の同僚の一人であるタイ・コク・ヒエン氏はホア教授の仕事について次のように語りました。
(テープ)
「ホア教授が研究してきた土木工事に関する2件の研究結果は実用性が高いです。ホア教授は研究過程でよく現場に通い、色々な意見や提案を参考にしていました。」
これまでに、ホア教授は水利部門に関するホーチミン賞、科学技術創造賞など様々な賞を受賞しましたが、自然災害を最小限に食い止める科学研究を目指しています。