ダオサー村の象の祭り

(VOVWORLD) -ダオサー村の「象の祭り」は毎年旧暦の1月27日から29日にかけて開かれますが、主な儀式は28日に行われます。

北部山岳地帯フート省タイントゥイ県は美しい自然風景があるだけでなく、民間に伝わる独特な祭りがあり、観光客を魅了しています。その中でも、ダオサー村の象の祭りはタイントゥイ県の最も大規模な祭りの一つです。

ダオサー村の象の祭り - ảnh 1(写真:phutho.gov.vn )

ダオサー村の「象の祭り」は毎年旧暦の1月27日から29日にかけて開かれますが、主な儀式は28日に行われます。その日は早朝から、地元の大勢の人々がダオサー村の集会所に集まって、お供えを準備します。お供え物には各種の果物の他、おこわ、茹でた鶏、ベトナムのぜんざいなどがあります。特に、まる茹で鶏ごとは飛んでいるような形をしています。ダオサー村の住民の一人グェン・バン・テェット( Nguyen Van Tiet) さんは次のように語りました。

(テープ)

「神様に供養するため、まる茹で鶏ごとを準備するのは6~7時間かかります。そんなに長い時間で茹でた理由は鶏の皮が破れないためです。供養する茹で鶏はまるごとで外見がよくなければなりません」

ダオサー村の祭りは村の守護神であるフン・ハイ・コンという人の恩を偲ぶためのものです。伝説によりますと、フン・ハイ・コンさんは現在のダオサー村を含む周辺の地域を統治しました。ダオサー村の祭り組織委員会の一員であるチャン・バン・サン( Nguyen Van Sang) さんは次のように語りました。

(テープ)

「昔、フン・ハイ・コンさんが外国からの侵略軍を打ち破ってから、フン王は褒美として、コンさんに象2頭を上げました。その後、ダオサー村の人々はフン・ハイ・コンさんの恩を偲ぶように、コンさんを村の守護神にしました。そして、2頭の象も祭りで祀られます」

ダオサー村の象の祭り - ảnh 2

ダオサー村の儀式が終わると、象の行列が行われます。行列には少なくとも120人が出ます。先頭を行くのは2頭の象、そして、民族楽器を奏でる楽隊、神輿を担ぐ人々、そして、村人と周辺の人々です。

象は本物の象と同じ大きさですが、村の2人の青年が操作します。一人は象の前脚になり、耳や長い鼻を、もうひとりは象の後脚になって、象の尻尾を操作します。他の人は象の行き先を案内します。この象の行列は村の集会所から神社まで、そして、神社から集会所まで移動します。

ダオサー村の象の祭り - ảnh 3

儀式が終わってから、文化活動が民間遊戯で始まります。その中で、最も多くの人々の注目を集める活動はご飯を炊くコンテストです。ダオサー村にご飯を炊くために、もみすりから始まることから、手間と力がかかります。ダオサー村の住民の一人グェン・チュン・コア( Nguyen Trung Khoa) さんは次のように語りました。

(テープ)

「毎年、このコンテストに参加します。コンテストは例年と同じですが、このような楽しい雰囲気の中で、誰もが嬉しくて、ドキドキしています」

ダオサー村の祭りは地元の人々の歴史や文化生活を示すと共に、地元の人々が幸福と豊作を祈るためのものでもあります。

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