第11期共産党中央執行委員会第14回総会、開幕

11日午前、ハノイで、ベトナム共産党のグエン・フーチョン書記長の主宰のもと、第11期党中央執行委員会第14回総会が開幕しました。

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第11期党中央執行委員会第14回総会


総会で、党中央委員会は、第12期の党中央執行委員会、政治局、書記局の人事問題について討議すると共に、今月の21日に予定されている第12回党大会の議長団、書記局、代表資格審査委員会の予定名簿を採択します。また、TPP環太平洋経済連携協定の採択を承認する見込みです。

開幕式典で、チョン書記長は演説を行い、その中で、ベトナムは長年、採択した国際協定や条約を積極的に展開すると共に、輸出市場の拡大や外国投資の誘致に向けて多くの自由貿易協定などを交渉・締結していると明らかにしました。その中で、昨年の10月5日に交渉が完了したTPPは、新時代に向けての自由貿易協定で、今までの協定より要求が厳しいであると強調しました。

第12回党大会の人事問題について、チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)

「党中央委員会の第13回総会の後、人事小委員会と政治局は、中央執行委員会、政治局員、書記局の紹介に基づいて、詳しく協議した上で、再選条件を満たす第11期の政治局員と書記局員、及び、そうでなくても、再選できるような人物を推薦することで一致しました。また、第13回総会で出された意見を受け止めた人事小委員会と政治局は、再選条件を満たさなくても、特別に再選できるような第11期党中央委員を数人紹介することを提案します。党中央委員会に対し、政治局の提案について詳しく協議し、第12回党大会に提出される人事報告書にご意見を頂きたいと思います。また、4人からなる最高指導部の人事を推薦していただければ、と思います。」

なお、今回の総会は13日まで開かれます。

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