地雷・不発弾被がい者を支援するボ活動


地雷・不発弾被がい者を支援するボ活動 - ảnh 1



ベトナム中部クアンチ省は現在でも、戦争中の地雷や不発弾により最も甚大な被害を受けている地方となっています。この数年間、同省では、戦争後遺症の解決、不発弾・地雷回避教育、地雷・不発弾の被がい者の生計への補助などに従事するボランティアスタッフが活動してきました。

クアンチ省ホーチミン共産青年同盟による地雷と不発弾の被がい者支援ボランティア活動は、この数年間、豊かに発展し、多くの青年が参加しています。そのおかげで、地雷・不発弾回避の意識が高まるようになりました。地雷・不発弾による死傷者の数は急減しました。クアンチ省ホーチミン共産青年同盟のグェン・カイン・ブ副書記は次のように明らかにしています。

(テープ)

「私たちは、地雷・不発弾の被がい者を支援する様々な活動を行ってきました。その他、居住地などにおける地雷・不発弾の危険性やその回避方法などに関する宣伝活動が様々な形で頻繁に行われました」

地雷と不発弾の回避教育の効果向上を目指すため、青年同盟は女性協会、復員軍人、非政府組織などと連携して、現地住民の認識を向上させています。

クアンチ省における地雷・不発弾除去活動で活躍するノルウェーのRENEWプロジェクトのボランティアゴ・スアン・ヒエンさんは次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、青年同盟の幹部に地雷と不発弾の認知に関する訓練コースを開きました。そして、これらの幹部は現地住民に宣伝活動を行います。」

ベトナムで20年にわたって、戦後の地雷・不発弾の克服作業に活躍しているアメリカの非政府組織グリーンピースはクアンチ省で最も効果的に活動した組織であると評価されています。同組織の強みは、学校における宣伝活動を通して、地雷と不発弾回避教育を行ってきたということです。同組織のボランティアボ・ティ・ハーさんは次のように語りました。

(テープ)

「毎年6月1日の国際子供デーにあたり、私たちは、クアンチ省内の全ての中学校や相手組織と連携して、生徒向けのサマーキャンプを行っています。生徒たちは、遊びながら、地雷と不発弾回避に関連する諸活動に参加します。例えば、地雷と不発弾の認知をテーマにした絵や作文、クイズ、発表などです。」

地雷と不発弾の被がい者を支援するボランティア活動は、地雷・不発弾回避教育を行うと共に、被がい者の経済発展に資金を提供しています。Renewプロジェクトのボランティアグェン・ドク・トアンさんは次のように語りました。

(テープ)

「私たちはこれまでに、のべ600世帯に資金調達を行ってきました。これにより、殆どの家庭では、生活水準が高まるようになりました。その一方で、住民に資金の管理方法や畜産の方法などを案内しました。」

クアンチ省における地雷と不発弾の被がい者を支援するボランティア活動は戦争後遺症の緩和、地雷・不発弾被がい者の生活改善に寄与しています。

ご感想

他の情報