ベトナム企業 生産と輸出活動の安定化に努力

(VOVWORLD) - 今年10月現在、ベトナムの輸出累計額はおよそ2680億ドルに達し、昨年同期と比べ、16.6%増となっています。また、10月分の輸出額は270億ドルを超え、昨年同期比0.3%増となりました。これは喜ばしい兆しであり、企業の生産・輸出活動の迅速な回復を示すとしています。
この10ヶ月、新型コロナ禍で多くの困難があったにもかかわらず、ベトナムの輸出入活動は伸びを見せています。年初4ヶ月、生産、経営活動と市場は目覚しい回復を遂げました。工業生産高は2桁成長を達成し、輸出入額は前年同期比28.3%増となり、過去10年で最高水準を記録しました。一方、同じ期間に輸出超過額は12億9千万ドルにのぼっています。5月に入り、国内最高の工業生産高を誇る北部バクニン省とバクザン省の工業団地で新型コロナの第4波が発生し、輸出入活動に深刻な影響を及ぼしてきました。

その時、バクザン省人民委員会のレ・アイン・ズオン委員長は「疫病と安全に暮らす」原則を掲げ、労働者が工業団地内で生産、隔離、生活する体制を導入する一方、労働者へのワクチン接種を加速するという対応策を打ち出しました。

(テープ)

「我が省は新型コロナ対応として4ヶ所の工業団地を閉鎖し、14万人以上の労働者を擁する340社が操業停止を余儀なくされました。閉鎖の前、私たちはこれらの工業団地で活動しているすべての企業とオンライン会合を行い、状況を通知するとともに、疫病流行の中での生産体制の再編について協議しました。私たちは疫病に対応しながら、生産を再開する決意です。」

新型コロナの第4波は企業界を直撃しました。ただし、すべての部門、分野、全政治システムの努力により、この9ヶ月の輸出入分野は2桁成長を遂げ、政府と国会が打ち出した4、5%という目標値を遥かに上回っています。商工省のチャン・クォク・カイン次官は次のように語りました。

(テープ)

「第1、生産と輸出の維持に全力を尽くすこと。これまで、北部と中部、とりわけバクニン省、バクザン省、タイグエン省などの輸出拠点の生産・輸出活動が維持されています。これらの拠点での疫病抑制と生産・輸出の維持が図られない限り、輸出額が激減するでしょう。第2、社会隔離措置が適用されている中でも品物、とりわけ、輸出品生産用の原材料の流通、輸出品の港湾への輸送を確保すること。最後に輸出玄関口の安全を確保することです。最も困難な期間にもホーチミン市の港湾は活動を維持してきました。」

去る10月11日、政府は「安全で、臨機応変な適応と効果的な疫病制圧」に関する決議128号を発布しました。企業界の努力の傍ら、この決議は生産経営活動の回復・発展に拍車をかけているとしています。多くの経済専門家は貿易収支のバランスが確保され、ひいては輸出超過が図られる可能性があるとの意見を出しました。輸出入局のチャン・タイン・ハイ副局長は次のような見解を述べています。

(テープ)         

「年初からの9カ月の輸入超過額は21億3千万ドルでした。この数字は輸出額の0.8%に相当します。年末までに新型コロナ対策で大きな変動がなく、南部各省をはじめ、国内各地の企業が回復し、成長を取り戻すよう希望しています。これにより、2021年の貿易収支のバランスが確保された上で、輸出超過が達成される可能性があるでしょう。」

新常態は観光部門や輸出企業に新たなチャンスをもたらしています。一方、新世代の自由貿易協定は輸出の推進に有利な条件をつくり、企業の回復・発展に役立つとしています。

ご感想

他の情報