歌劇トゥオン

ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

もう2月初旬になりました。朝晩はまだ寒く、時々霧雨が降ります。ハノイはここ数日、気温が下がり、9度から19度までぐらいです。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか？

さて、先日、福岡県の木下 裕道（きのした ひろみち）さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「ベトナムの声日本語課の皆様こんにちは。リクエスト音楽を聴きました。ベトナムの伝統音楽カイルオンとても良かったです。昔のムクドリと恋人が結婚するための別れの言葉を言う拝聴しましたが、音楽に重みがあり、ラジオに集中して聴きましたよ。とても楽しい時間でした。ベトナムの伝統音楽は良いですね。色々他にも聴きたいのでリクエスト音楽で流して頂けないでしょうか?」との内容でした。

木下さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。また、ベトナムの伝統音楽に関心を寄せていただき、ありがとうございます。ベトナムの伝統音楽には様々な種類がありますが、カイルオン（Cai Luong）や、ハットチェオ（Hat Cheo）、トゥオン（Tuong）という3つの主な歌劇があります。先ほどのリクエスト番組でカイルオンを放送しましたので、今日のこの時間は、ベトナムの伝統歌劇トゥオン（Tuong）を紹介しましょう。

ベトナム人の精神的な拠り所として生活に欠かせない文化となっています。トゥォンはベトナムの代表的な歌劇です。昔、ベトナムの村では民間の小規模な歌劇が行われていました。18世紀頃にトゥォンは盛んになり、ベトナムの魂と言われていました。このトゥォンは日本の能に似ているように思います。

でははじめに、Dam Lienが歌う「春がグエンフエ英雄の故郷にやってきた」（Xuan Ve Tren Que Huong Nguyen Hue）をお届けます。

お聴きいただいた曲は「春がグエンフエ英雄の故郷にやってきた」でした。

つづいて、Kieu Oanhが歌う「故郷のもと」（Nguon Que）をお送りします。

お聴きいただいた曲は「故郷のもと」でした。

ではおしまいに、Nhat Linhが歌う「父」（Cha Toi）をどうぞお聴きください。

お聴きいただいた曲は「父」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの伝統的歌劇トゥオン（Tuong）をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また、来週お会いしましょう。