ベトナム塩田

リスナーの皆さん、こんにちはお元気ですか、

タオです。

さて、今年もあとわずかですね。ここ数日ハノでは16～17度の寒さ冷え込みですが、皆さんのお住まいの町はいかがですか？

さて、先日、東京都府中市の佐伯 佳紀（さえき よしのり）さんからお便りを頂きました。「ベトナムの製塩事情と塩など料理に関する歌を機会があれば放送いただけますか」との内容でした。

佐伯さん、リクエストどうもありがとうございます。今日のこの時間は、ベトナムの塩田に関する歌をお届けしましょう。

では、はじめに佐伯さんのお好きな歌で、「故郷の塩」（Hat muoi que huong）をどうぞ

「白くて幅広い塩田に写られる親しい顔の姿は、

綿のように明るくなると思う

塩田を見ると、故郷をもっと愛するようになった私

塩田を見ると、故郷の人々しか思わない」

お聴きいただいた曲は「故郷の塩」でした。

次に、中部ハティン民謡を基にした有名な歌「中部ハーティン省の人々の一言」（Mot khuc tam tinh cua nguoi Ha Tinh）をお聞きいただきましょう。

「どこに行っても、ハーティン省を思う

ホンリン山やラ山、広い海や白い塩田を思う

故郷への愛は深い、海は森を思う

平野の真ん中に立って、さわやかな風が吹いてくる

戦場へ繋がるたくさの道、敵軍の爆弾はハーティン省の人々の意志に負けた」

お聴きいただいた曲は「中部ハーティン省の人々の一言」でした。

では、おしまいに「ティグイェン地方の歌」(Tinh ca Tay nguyen)をどうぞ

「ティグイェン地方の空は、青い

湖も緑になっている

遠くにみえる山脈も緑もいっぱいだ

戦争中の塩は金よりも貴重

塩がなければ戦えない

私たちはその塩を運ぶ」

お聴きいただいた曲は「ティグイェン地方の歌」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの塩田に関する歌をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。