ソンラ省の新農村作り

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ソンラ省はラオスとの国境線に接するベトナム西北部山岳地帯にある地方です。近年、ソンラ省は新農村作り運動に積極的に参加しており、畜産や野菜栽培に近代的な技術を導入して、大きな成果を収めてきました。そのおかげで、ソンラ省は大きな変貌を見せています。

ソンラ省、ソンマ県、ムォンフン村に住むロ・バン・レトさんの家庭はかつて非常に貧しかったですが、数年前に地方銀行が貧しい家庭の経済発展を目指す優遇政策を出しました。ロ・バン・レトさんは銀行から低金利の融資を受けて、竜眼を栽培してきました。これまでに、竜眼栽培のおかげで、レトさんの年収は3億ドンに達成しています。そのほか、レトさんは角を取るために15頭の鹿を飼育しています。レトさんは20億ドン相当の家を建てました。レトさんは次のように語りました。

(テープ)

「以前、我が家は稲作をしていましたが生活は非常に大変でした。竜眼栽培と鹿飼育のおかげで、我が家は新しい家を建てることができました。今後、私は15頭の鹿を飼う予定です。」

ソンラ省は現在、国内の大規模な水力発電所を建設中です。この発電所がある地域に住んでいた多くの住民が他の場所に移転しました。その中のルォン・バン・チョクさんの家庭は2010年から、ムォンフン村へ移動してきました。当時、チョクさんの家庭は非常に貧しかったですが、地方行政当局からの支援を得た後、彼は畑、池、畜産という3つの農業発展モデルで成功しました。これまでに、チョクさんは800羽の鶏や60頭の豚を飼育しており、その収益は15億ドンにのぼっています。チョクさんは次のように語りました。

(テープ)

「今後、我が家は畜産・栽培モデルを引き続き拡大しています。更に私はこうした素晴らしいモデルを発展するよう宣伝啓蒙を行ない、自分が身に付けた経験を交換する用意があります」

数年間、稲作から様々な農作物へと移転することや畜産発展のおかげで、ソンラ省の農民生活レベルは著しく改善されてきました。2014年の同省の食糧生産量は8千トンに達し、一人当たりの収入は年平均950万ドンにのぼっています。ムォンフン村人民委員会の幹部であるブイ・バン・トゥイさんは次のように語りました。

(テープ)

「今後、村指導部は地方経済社会発展事業促進を目指す措置を徹底的に実施します。社会悪防止作業も配慮されています。」

今後、ムォンフン村は栽培面積拡大及び農業生産構造移転を行い、中でも各農民世帯の竜眼畑を大規模な竜眼栽培面積にする予定です。具体的な行動を通じて、ソンラ省はベトナム新農村作り運動に大きく寄与していることでしょう。

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