ハウザン省、優れた農家を7割にする取組み


ハウザン省、優れた農家を7割にする取組み - ảnh 1
2012~2016年期の優れた農民の表彰式典(写真:nongnghiep.vn)


南部ハウザン省は、植木や畜産の転作への支援、効果的な生産モデルの拡大、気候変動対応という目標を掲げています。また、同省は2020年までに、経営生産において優れた農家を7割にすることに取り組んでいます。

この間、ハウザン省における農民の優れた経営生産競争運動は大幅に行われてきました。これに基づき、同省は、自然災害の軽減を目指す為に、農業生産の再構築、植木や畜産の転作を推進してきました。ハウザン省の農民協会は、農民に対し農作業の効果的かつ持続可能な開発という方向に沿って、それぞれ地方の強みを発揮した上で、植木や畜産の転作方法を教えました。その結果、農業生産世帯総数の37%を占めるおよそ5万2百世帯の農家が『優れた経営生産世帯』という称号を授与しています。

植木や畜産の転作について、この数年、フンヒエップ県ホアミ村の農民らは稲作をサトウキビの栽培に転作することになっています。ロンチュオン村落に住むグェン・ティ・バイさんは「今年、サトウキビの販売価格は5年ぶりに高い」と明らかにし、次のように語っています。

(テープ)

「今年はサトウキビの売れ行きが良く、価格が高騰していますので、とても嬉しいよ。卸業者は、数日後に、1ヘクタールのサトウキビ畑を買い付けるから、保証金を払っった。」

ハウザン省における農民の優れた経営生産競争運動が急速に発展したことは、効率や品質が高い原材料の生産地区を段階的に形成しています。これにより、農村部での貧困解消と雇用創出に寄与してきました。ハウザン省農民協会のチャウ・ミン・ティエン会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「土壌中の塩分濃度、干ばつに対応できるように植木や畜産の転作は重要な要素の一つです。この間、私たちはカントー大学、ベトナム農民協会中央委員会と連携して、農民に対し訓練コースを開きました。これは、干ばつや塩害が発生しても、どうすれば優れに経営、生産ができるかということが狙いです。」

気候変動の影響により稲の収穫量が減少した為、多くの農家は農業をやめて、魚介類に従事する仕事に転職しました。現在、ハウザン省では、水産物の養殖面積は1万ヘクタールを超え、水産物の水揚げ量は2010年と比べ56%増にあたる7万4千400トンにのぼっています。多くの水産物養殖モデルは、安全かつ高品質の基準に達しています。

2016年~2020年期、ハウザン省農民協会は、引き続き、農民に対し、植木や畜産の転作、効果的生産モデルを支援するとしています。

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