バクカン省の新農村作りについて


バクカン省は北部山岳地帯にある貧しい地方です。しかしながら近年、同省は新農村作り運動を効果的に実施しています。

特に、稲作からミカン栽培へと転作したことにより、同省の農民たちの生活は著しく改善されています。現在、同省のミカン栽培面積は1500ヘクタールです。省内のミカンは甘くて美味しいので、国内の多くの地方に出荷されています。この時期に、バクカン省を訪れるならば、どこにでもミカン販売業者が見られます。


バクカン省の新農村作りについて - ảnh 1

バクカン省、バクトン県、クァントァン村に住むマバンクォンさんは次のように語りました。

テープ

「ミカン収穫時期に入ると、我々は嬉しくなります。バクカン省のミカンは国内でよく知られています。ミカンのおかげで、我が家の収入は年平均、2千万ドン(約10万円)あります。」

バクカン省、バクトン県、クァントァン村のミカン栽培面積は4百ヘクタールで、省内のミカン栽培総面積の40%を占めています。今年、この村のミカン生産量は3千トンに達し、その収益は320億ドンにのぼる見込みです。この村の農民はミカンを主要な農作物にして、近代的な技術を導入しています。

クァントァン農民協会のカオ.スァン.ラン会長は次のように語りました

(テープ)

「今年、わが村の農民はみかん高品質化生産を集中させています。ミカン栽培はバクカン省の貧困解消事業に大きく寄与しています。ミカンを栽培している村の農家数は95%にのぼります。一世帯のミカン栽培面積はおよそ1,2ヘクタール、その年収は5億ドンないし6億ドンにのぼります」

近年、ミカン栽培のおかげで、バクカン省の多くの農家は豊かになっています。同省の指導部は住民の生活レベル向上を目指しミカンを主要な農作物にしています。ミカン栽培は同省の貧困解消事業並びに経済社会発展事業に大きく寄与しています。

そういう理由で、様々な近代的な技術がミカン栽培に導入されてきました。この10年間、省内のミカン栽培面積は2倍になっています。

バクカン省の農業農村開発局のダンバンソン副局長は次のように語りました

(テープ)

「バクカン省のミカンは国内市場で有名になっています。その商標の有名さを確保するため、ミカンの種を改良する必要があります。これまでに省内のミカン栽培面積は1500ヘクタールで、その収益は3億ドンに達しています」

バクカン省は大規模なミカン栽培プロジェクトを作成しています。このプロジェクトを通じて、バクカン省の農民の生活は安定化するだけでなく、豊かになることでしょう。

 

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