バッチャン村の新農村作り

バッチャン村の新農村作り - ảnh 1

北部のホン川沿いにあるバッチャン村は首都ハノイの中心地から10キロほどの所にあり、陶器の伝統職業村として国内外でよく知られています。この村の世帯総数は1200戸、その大多数は製陶業に従事しています。

700年にわたる歴史をもつこの村の住民は製陶を新農村作りの重要な目標として見なされています。バッチャン村党委員会のファンフィコイ副委員長は次のように語りました

(テープ)

「村には農業がありません。これまでに、我々は新農村作り運動指導委員会が出した19のすべての目標の中の18目標を達成しました。村の人々は国内外の企業と連携して、陶器を国外に紹介しています。バッチャンの陶器は多くの国に出荷されています」

バッチャン村への道路は広くて、整備されています。道の両側には数多くの陶器店が並んでおり、賑やかな町と思われています。バッチャン陶器は欧州各国、アメリカ、韓国、日本に輸出されています。この村には陶器生産企業50社があり、村の人々に安定した収入をもたらしています。先ほどのファンフィコイ副委員長の話を引き続きお聞きください。

(テープ)

「村の各家庭は陶器生産企業を設立しました。それぞれの企業は数百人の労働者に仕事を創出しています。時間とともに、村の人々は陶器生産に近代的技術を学んで、導入しました。一人あたりの収入は年平均3千万ドンに達します。周辺地域からの5000人の労働者がバッチャン村の窯で働いています。」

また、バッチャン村の行政当局は伝統文化保存を重視しています。この村に住むファムゴクフィ職人は次のように語りました

(テープ)

「わが村の陶器は伝統の美しさと現代的な美しさを結合させるものです。陶芸ガス窯のほか、薪の燃料で燃やす陶炉も残っています。その上、我々は陶磁器の伝統的柄の保存を重視しています。」

一方、バッチャン村のある陶器生産企業のグェンティズン社長は次のように語りました

(テープ)

「我が家の陶器製品は小物でも手書きで模様を描きます。現在、現代的技術が導入されましたがバッチャン陶器が持つ独自の美しさを守る必要があります」

バッチャン村の人々は新農村作り運動のすべての目標を達成するだけでなく、専門職村の持続可能な発展に向けています。今後、この村の行政当局は文化会館や陶器展示ルーム、陶器市場の建設に数十億ドンを投資します。バッチャン村は新農村作り運動のモデルであるだけでなく、世界の有名な陶器生産地にもなることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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