すでにお伝えしましたように、27日から29日午前にかけてハノイで、「現在の党建設に関する幾つかの緊急な問題」と題するべトナム共産党第11期中央委員会第4回総会の決議を実施する全国幹部会議が開催されました。この会議はベトナム共産党建設発展事業にとって重要な意義を持つものと評されています。
閉幕演説を行ったベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長は「この決議の実施は強い決意で行われる必要がある。これにより、各レベルの共産党委員会は政治局が提起した三つの主要な内容を確実に実施するとともに、党員としての禁止事項19条目を全国民に公開しなければならない」と強調しました。
また、チョン書記長は各省庁、部門、レベルは党に対する国民の信頼感の向上や国の建設と防衛事業の確実な実施に向けこの決議を十分に実施する必要があると明らかにしました。幹部、党員の道徳に関しては、チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「党員の道徳を評定するためには党員としての禁止事項19条目を参照しなければなりません。また、政治的思想の衰退と道徳面での衰退もはっきり分析しなければなりません。これらの衰退は非常に危ないで、党の威信、党に対する国民の信頼感、国の発展、現体制の存在などに悪影響を及ぼします。このため、今後、この問題を詳しく点検しなければなりません」
このように語ったチョン書記長はまた党員全員に対し、党の綱領をはじめ各規定を参照して自らを点検するよう要請しました。
会議で、680人の意見が集約されましたが、殆どは党建設事業の重要性や、意義などの点で一致を見せました。チョン書記長は「これは重要な結果だ」とし、「これにより、今後、各レベルの党委員会は党建設事業を促進できるようになる」と強調しました。チョン書記長はまた、次のように語りました
(テープ)
「今回の会議を通じて、私たちは新しい情報を入手するほか、新しい決意、新しい信念なども持つことでしょう。党建設に関する第11期中央委員会第4回総会の決議を実施するプロセスにおいて、促進すべきの作業が沢山ありますが、党の健全化、党内の団結強化、党員の能力向上、党の政治的な任務の効果的な遂行などのために行動しなければなりません」
このように語ったチョン書記長は全国の党員に対し、党建設に関する第11期中央委員会第4回総会の決議を成功裏に実施するために全力をあげて取り組むよう」呼びかけました。