第14回党大会決議の実施に向けた新たな発想

(VOVWORLD) - 第14回党大会に先立つ9本の戦略的決議の発出は、党の革新性、主体性、そして長期的なビジョンを示すものです。

ベトナム共産党第14回全国代表大会は、国が多くの好機と課題が交錯する局面に立つ中で開催され、指導における新たな発想、果断な行動、そして長期的なビジョンが求められています。その中で注目されるのが、政治局が第14回党大会の決定を効果的に実行するため、9本の戦略的決議を打ち出したことです。党大会に先立ってこれらの決議を発出した点は、党の路線を実行に移すうえで、主体的かつ新しいアプローチを示すものといえます。

第14回党大会決議の実施に向けた新たな発想 - ảnh 1(写真:VOV)

2024年末以降、科学技術、経済、教育、文化など主要分野を網羅する9本の戦略的決議が相次いで発出され、新たな発展段階に向けた包括的な枠組みが整えられました。これは、2030年までに「近代的工業を有する上位中所得国」、2045年までに「高所得の先進国」を目指す、いわゆる二つの「100年目標」を実現するための重要な基盤となります。

最高レベルの政治的決意

9本の決議は、発想を導き、突破口を切り開き、新時代におけるベトナムの力強い発展を後押しする指針となっています。党の統一的指導の下、政治体制全体の連動、そして国民の主体的な参加を重視している点が特徴です。

これらの決議は、実践の総括、理論研究、将来動向の分析を踏まえ、大きな課題と優先的に取り組むべき突破口を明確にしています。革新的な発想は総合的でありながら重点が置かれており、特に、迅速かつ持続可能な経済発展、制度整備、社会主義法治国家の構築、科学技術・デジタル転換、教育・医療、国防・安全保障、国際統合といった分野が重視されています。

9本の決議に共通するのは、ブレイクスルーを生み、ボトルネックを解消し、あらゆる資源を引き出すこと、そして「方針の提示」から「実行の統治」へと速やかに移行し、実際の成果を評価基準とする考え方です。

第14回党大会決議の実施に向けた新たな発想 - ảnh 2トー・ラム党書記長(写真:VGP)

2025年5月18日、法制度整備に関する決議第66号および民間経済発展に関する決議第68号の全国徹底会議で、トー・ラム党書記長は次のように強調しました。

(テープ)

「将来を見据え、迅速かつ持続的に発展するため、ベトナムはもはや旧来の道を歩むことはできません。大きく考え、大きく行動し、最高の政治的決意と粘り強い努力をもって、大胆な改革を進めていかなければなりません」

主体的な実行

党大会前に9本の戦略的決議を打ち出したことは、第14回党大会の成果を実行に移すための入念な準備を示しています。目標を示すだけでなく、実行の方向性まで明確にしたことで、各レベル・各分野から基層の地域社会に至るまで行動の精神が浸透し、「志を行動に、行動を成果に、成果を信頼へ」とつなげる効果が期待されています。

特に注目されるのは、先を見据えた「道を切り開く」発想です。党大会後を待つのではなく、あらかじめ政策の枠組みと行動指針を整えることで、第14回党大会直後から迅速かつ足並みをそろえた実行が可能となり、政策の遅れや具体化の混乱を避ける狙いがあります。

ホーチミン国家政治学院院長で中央理論評議会議長のグエン・スアン・タン氏は、次のように述べています。

(テープ)

「非常に新しい点は、文書草案に盛り込まれた考え方や理念が、党大会を前にしてすでに、目標を必ず実現するための具体的な解決策や政策体系として深く具現化されていることです」

第14回党大会に先立つ9本の戦略的決議の発出は、党の革新性、主体性、そして長期的なビジョンを示すものです。これは大会決議を効果的に実行するための重要な支えであると同時に、戦略的方向性を具体的な成果へと結び付け、新たな発展段階における国の要請に応えようとする強い政治的意思を示しています。

9本の戦略的決議

決議第57号:科学技術、イノベーション、国家デジタル転換の飛躍的発展(2024年12月22日)

決議第59号:新たな情勢下での国際統合(2025年1月24日)

決議第66号:新時代の発展に対応する法整備と執行の刷新(2025年4月30日)

決議第68号:民間経済の発展(2025年5月4日)

決議第70号:2030年までの国家エネルギー安全保障と2045年までのビジョン(2025年8月20日)

決議第71号:教育・人材育成の飛躍的発展(2025年8月22日)

決議第72号:国民の健康の保護・向上に向けた重点的施策(2025年9月9日)

決議第79号:国営経済の発展(2026年1月6日)

決議第80号:ベトナム文化の発展(2026年1月7日) 

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