オペラ夕鶴「わらべ歌」で貢献したベトナムの子どもたち

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3月29日と30日の2日間、ハノイオペラハウスで、日本の有名なオペラ「夕鶴」の公演が行われました。これは、日本の民話を基にしたものですが、日本とベトナム両国合作の芸術作品となりました。

歌劇では、主役のつうにソプラノ歌手の家田紀子が、 与ひょう役は持木弘が出演した他、ベトナム側から「べトナム国立交響楽団」で日本人指揮者、「ベトナム青年劇場バレエ団」、特に、子供たちの童歌では「チルドレンパレス合唱団」で演出は人民芸術家のレフンさんでした。

公演時間2時間に及ぶこのオペラの中で登場するのは15分ほどでしたが、ベトナムの子どもたちの参加は、この作品の効果を上げました。

チルドレンパレス合唱団が与ひょう役を演じた持木弘さんと共演したオペラのラストシーンをお聴きください。

(音楽テープ)

リスナーの皆さんはどのようなご感想をお持ちでしょうか?

合唱団の担当者ゴック・トン先生によりますと、昨年9月末から、日本の合唱指導者が歌いながら出演する子どもを50人の中から15人を選び、週に一度日本語の歌の練習をしてきました。子どもたちは7歳から15歳までで、日本語が全く出来ないところから始めましたが、上手く日本語で歌えるようになりました。

 レ・アン・フォンさん(13歳)は練習の様子を次のように明らかにしました。

(テープ)

「毎週日曜の朝になると、日本人の指導者の下で、歌を練習しました。暇な時にも自主練習をしました。かなり難しかったです。特に、オーケストラと合わせるあたりは本当に大変でしたよ。」

やはり、外国語の歌を歌いながら、指揮者に合わせて合唱するのは経験ある大人にとっても難しいことですから、子どもたちにとってはさらに大変だったでしょう。

持木弘さんは、ベトナムの子どもたちについて、次のように評価しています。

(日本語テープ)

日本語の歌を練習し、日本の有名なオペラに直接的に参加した子どものうちの多くの子どもたちは、日本の言語、日本文化が好きになることでしょう。

 

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