18日、ホーチミン市で、同市人民委員会のレ・ホアン・クアン委員長はベトナムを訪問中の日本の松山政司(まつやま まさじ)外務副大臣と会見しました。
席上、クアン委員長は「日本政府のODA=政府開発援助はホーチミン市中心部のベンタィン地区(BenThanh)から市北東部に位置するスオイ・テェン(Suoi Tien)に至る鉄道の建設、水環境の改善、タン・ソン・ニャット国際空港拡張など複数の大規模なプロジェクトの実施に寄与してきた。これらのプロジェクトは経済的だけではなく、社会的にも意味深いもので、ホーチミン市の発展に積極的に貢献してきた。」と強調しました。
一方、松山副大臣は両国の良好な関係、特に、ホーチミン市と日本の各地方との深い関係に喜びの意を表明すると共に、「現在、多くの日本企業はベトナム市場に関心を寄せている」と明らかにしました。また、松山副大臣はホーチミン市行政府を始めとするベトナム政府に日本企業向けの投資環境改善を継続するよう希望しました。