神奈川県川崎市の及川三晶さんのエッセイ

「越日国交樹立40周年おめでとうございます。

私は趣味でBCLをしています。ベトナムの声放送を聞くのが今の私にとって大変貴重な時間であります。

貴局の放送を聞き始めたのは今から35年以上も前になります。当時、中学生だった私は貴局の放送に耳を傾け良く聞いていたものです。当時、いただいていたベリカードと最近のベリカードを比較すると隔世の感があります。またベリカードが送られてくる封筒も品質がよくなり、最近のベリカードはデザインが豊富で昔と比べるととても鮮やかなものになりました。

このようなことからもベトナムの発展の様子を垣間見ることができます。

また、貴局のインターネットホームページも放送の直接聴取では足りない部分を補完する意味でとても役立ち素晴らしいできだと思います。ところで、2012年はある意味、とても印象深い年になりました。

私は趣味で主に海外の短波放送を受信することを趣味にしている愛好家の集まり「日本短波クラブ」に在籍しています。2012年はクラブ創立60周年記念の年でした。毎年行われている「ハムフェア」にVOVの東京支局支局長のホアン リェン ソンさんが来てくださりました。ソンさんはクラブの講演会を聞き、60周年記念パーティーにも足を運んでくれました。パーティーの会場ではとても丁重にクラブ60周年の祝辞を述べていただきましてどうもありがとうございました。会場でソンさんと話をする機会があり、ソンさんは阪神大震災の後の都市を見に行ったときにその復興にとても感動したそうで、2011年3月11日の大震災で被害を受けた東北も必ずや阪神大震災の後と同様に復興するに違いないと語ってくれ、大震災の時パニックを起こさなかった日本人を尊敬していると話してくれました。

その話を聞き外国の方から日本人は尊敬されている面があるのだなと私はとても嬉しくなりました。

日本人の徳というものを再発見させてくれた一時でした。

ソンさんは日本で活躍されているベトナム人なのだと思います。ソンさんによると東京支局の在任期間は3年だそうですが、日本のことを良く知るのにはもう少し在任期間が長くてもいいのではないでしょうか?

また、大震災の時には世界各国からボランティアの方々が来られてベトナムの方々も被災地を訪れ応援してくれたことを知っています。これも越日国交樹立があるからだと思います。

貴局では最近、日本人のボランティアの方も番組で活躍されていますし、今後、放送時間の拡充の予定もあると聞いております。国交樹立40周年記念をステップにして是非、放送の拡充をしていただきたいと期待しています。私も微力ながら放送を聞いてお便りをだすことなどでベトナムとの交流を深めVOVとともに歩んでいきたいと思います。ベトナムと日本がこれからもよきパートナーとして発展していくことを希望します。これからもどうぞよろしくお願いします。」

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いかがでしたか皆さん、今日は神奈川県川崎市の及川三晶さんからのエッセイをご紹介しました。

今後も引き続きリスナーの皆さんからエッセイが届くことをお待ちしております。

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