マクロ経済の安定化、インフレ抑制を優先し続ける

(VOVWORLD) -WB=世界銀行が今年1月に発表した最新の「世界経済見通し」の中で、ベトナム経済は2023年に6・3%成長し、アジア太平洋地域で2位に立つと予測しています。

去る2月2日に行われた政府の1月の月例会議で発言に立ったファム・ミン・チン首相は、「今年1月に、社会経済開発状況は引き続き全般的に成果を収めてきた。マクロ経済が安定し、インフレが抑制され、貿易収支バラスが確保されている。 工業、農業、観光などは安定的に発展し、活気に溢れている」と強調しました。

WB=世界銀行が今年1月に発表した最新の「世界経済見通し」の中で、ベトナム経済は2023年に6・3%成長し、アジア太平洋地域で2位に立つと予測しています。

2月月内、および近日中の主要な任務について触れ、チン首相はマクロ経済の安定化、インフレ抑制、成長の促進、収支、需給バランスの確保を優先課題に位置付け、国内外の市場の動向や経済状況、物価動向に注意し、リスクを警戒するとともに適切な解決策を提案するよう求めました。また、臨機応変な通貨政策をとり、財政・通貨政策を緊密に連携させると同時に、信用機関や通貨の安全保障を確保し、キャッシュレスを促進する必要があるとしています。

さらに、不動産市場の困難を解決し、効果的な事業活動を行う企業や効率的なプロジェクトへの投資を優先させ、社会的投資誘致、あらゆるリソースの活用、官民連携による協力を強化しなければならないとしています。各省庁、地方は、「ベトナム人がベトナム製品を率先して使おう」運動を継続するとともに、貿易振興、需給連携、輸出市場拡大、製品の多様化、自由貿易協定の効率化などを強化する必要があります。同時に、農業開発、農業生産活動への支援を継続します。

チン首相は行政改革やビジネス環境の改善、デジタル政府、デジタル市民、デジタル経済の構築、国家データベースの充実を促進するよう要請しました。国防安全保障、対外活動の効果的展開、敵対勢力の中傷論調に主体的かつ積極的に反対するとしました。

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