『知恵のハウス』モデルからなるコミュニティの団結心を強化

(VOVWORLD) -「コミュニティ文化ハウス」を基礎に開発された「知恵のハウス」というモデルは、中部ハティン省の祖国戦線中央委員会のイニシアチブです。

2年ぶりに運用を開始してきましたが、このモデルは、地方域内の民族大団結の強化に貢献しているとしています。
「知恵のハウス」というモデルは元々、大団結のモデルであり、コミュニティの団結を強化するだけでなく住民が連携を強め互いに助け合うよう作られた共通のハウスです。このモデルを通じて、文芸会やスポーツ、民間遊戯、交流会などの様々な活動が行われるとしています。「知恵のハウス」には、多くの本を備えた無料の図書館が設けられるほか、教育や健康、農業などの分野に関する知見を共有する会が開催されます。

ハティン省で効果的に展開されている「知恵のハウス」モデルは、住民が知識や経験を共有する場であるだけでなく、地方の文化価値を保存・発揮する場でもあるとされています。
ビーザム民謡、フォークダンス、詩などのクラブを設立することで、大衆の文化を保存することに繋がってます。ハティン省祖国戦線中央委員会のチャン・ニャット・タン委員長は、次のように語りました。

(テープ)
「実施から2年後、『知恵のハウス』モデルは徐々に効果を発揮しており、多くの住民に支援されています。これまで、ハティン省では94の『知恵のハウス』モデルが設けられてきました。今年はさらに 60 のモデルが誕生される予定です。また、ハティン省の新農村建設指導委員会に、このモデルを検討して、モデル型の新農村建設のための基準として導入するよう要請する計画があります」

コミュニティの団結心を構築し維持することは、『知恵のハウス』モデルの目的であるとしています。これまで収めてきた結果を踏まえ、ハティン省での「知恵のハウス」のモデルはコミュニティのハウスとみられ、コミュニティを結びつけ、住民の精神的文化生活を豊かにするだけでなく、全国民の大団結を強化する場でもあります。

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