中東情勢、衝突が深刻化

(VOVWORLD) - 2月28日に始まってから1週間余りが経過する中、アメリカ・イスラエルとイランの衝突は、ますます複雑な様相を呈しています。

イスラエル軍は、イランの首都テヘランにある大統領府、秘密の核施設、革命防衛隊(IRGC)司令官を攻撃したと発表しました。米軍も、イランの指揮施設、ミサイル発射施設、飛行場を破壊したとしました。

ホワイトハウス高官によりますと、トランプ大統領は攻撃に先立ち、軍事行動によって国内でどのように自身の力を明示できるかについて繰り返し説明を求めていました。側近らは、攻撃開始後のエスカレーションを回避できるという明確な保証を米情報機関が提供しておらず、予測不可能な政治的リスクを生むリスクがあると警告しました。

アメリカとイスラエルは、イランへの攻撃開始から4日目の3日も、イラン各地を爆撃しました。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、イランの防空システム、空軍、海軍、指導部は「消えた」と述べました。

イランは報復攻撃を続けています。イスラエルと、米軍基地がある湾岸諸国に対し、ミサイルやドローンを発射しており、各地で死傷者が出ています。

イランは、ホルムズ海峡の封鎖を宣言しています。同海峡は、世界の石油・ガスの約2割が通過するエネルギー輸送の要衝です。イラン革命防衛隊の幹部は「海峡を通過しようとする船舶はすべて焼き払う」と警告しています。

対話や緊張緩和への期待も、依然として大きくは高まっていません。この1週間に発表された一連の声明の中で、トランプ大統領は強硬姿勢を維持し、イランに対して「無条件降伏」を要求したほか、イランの最高指導者の選出においても米国が発言権を持つべきだとの考えを示しました。

ご感想

他の情報