「アジア文化におけるオクエオ文化」に関するシンポジウム
(VOVWORLD) -17日、南部アンザン省で、ベトナム社会科学アカデミーは、同省人民委員会と連携して、「アジア文化におけるオクエオ文化」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
これはベトナムで開催されたオクエオ文化に関わる初の国際科学シンポジウムであり、「オクエオ・バテ・ネンチュア(Óc Eo - Ba Thê, Nền Chùa)」考古学的遺跡に関する研究プロジェクトの結果を評定することが狙いです。これに関し、ベトナム社会科学アカデミーの会長を務めるファン・チ・ヒエウ博士は、次のように語りました。
(テープ)
「オクエオ文化に関わるこの初の国際科学シンポジウムは多くの重要な意義を持ち、これを通じて、プロジェクトの成果を総括・評価します。オクエオ文化に関する新たなデータや、関連情報、考古学的遺跡の価値などを取り上げました。これを踏まえ、オクエオ・バテの考古学的遺跡を保存し、その価値を発揮するほか、ユネスコ国連科学教育文化機関の世界文化遺産リストに登録されるための申請資料を作成します」
オケエオはベトナム南部メコンデルタのアンザン省のトアイソン県にある考古学的な遺跡群です。1世紀から7世紀にかけて、メコン河下流の最も賑わった港があったとしています。