ベトナム航空、脱炭素化へ前進 欧州路線で環境配慮型燃料を導入
(VOVWORLD) - ベトナム航空は2025年1月から、欧州発の全便で(SAF)持続可能な航空燃料の使用を開始しました。ベトナムの航空会社による本格的なSAF導入は今回が初めてです。
SAFの使用比率は当初2%からスタートし、2030年に6%、2035年に20%、2050年には70%まで段階的に引き上げる計画です。イギリス発の路線については、2025年の2%から2030年に10%、2040年には22%まで高めていく方針です。
ベトナム航空は今回の取り組みについて「2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ(ネットゼロ)という国際公約の実現に向けた重要な一歩」としています。