イスラエルとハマス衝突:ブリンケン米国務長官「戦闘の一時的な停止」求める
(VOVWORLD) -アメリカのブリンケン国務長官はイスラエルを訪問したあと、4日にヨルダンで、エジプトやサウジアラビア、カタールなどアラブ諸国の外相らと会談しました。
TTXVN撮影
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会談後、ブリンケン長官は、ヨルダンのサファディ外相やエジプトのシュクリ外相とともに記者会見を行い、会談で人道支援や戦闘の拡大を防ぐ手だてなどをめぐって、意見を交わしたことを明らかにしました。
会見でサファディ外相やシュクリ外相が民間人の犠牲を防ぐため即時停戦が必要だと述べたのに対し、ブリンケン長官はイスラエルの自衛の権利を支持する立場を改めて示した上で「いま停戦を行うと、ハマスがとどまり、再編成し、10月7日の行いが繰り返されるだけだ」と述べ、停戦はハマスを利するだけだと主張しました。
そして「ガザ地区の民間人の窮状を深く懸念している。だからこそ、人道目的での『戦闘の一時的な停止』が必要だ」と述べ、引き続きイスラエルに対し、ガザ地区への必要な物資の搬入や民間人の避難などのために「戦闘の一時的な停止」を求めていく考えを強調しました。(NHK)