イスラエル“ハマスのガザ地区トップ殺害が軍事作戦の目標”

(VOVWORLD) -ガザ地区に地上侵攻を続けるイスラエル軍は南部の主要都市ハンユニスなど複数の地域で激しい戦闘を行っていて、イスラム組織ハマスのガザ地区トップ、シンワル指導者の殺害を目標として軍事作戦を継続する姿勢を鮮明にしています。
イスラエル“ハマスのガザ地区トップ殺害が軍事作戦の目標” - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
ガザ地区への地上侵攻を続けるイスラエル軍は9日、南部のハンユニスで戦闘を激化させ、ハマスの戦闘員を多数、殺害したなどと発表しました。
またイスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は、ハマスのガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル指導者について9日、地元メディアに対し「殺害すればその後を継ぐ指導者は同じ目に遭わないようガザを去らなければならないと思うだろう。それがわれわれの計画だ」と述べ、指導者の殺害を目標として軍事作戦を継続する姿勢を鮮明にしました。
一方、ハマスの軍事部門は8日、イスラエル軍の車両を攻撃したとする映像を公開し、イスラエル軍もこの週末に兵士5人が死亡したと明らかにするなど、ハマス側も激しく抵抗しているとみられます。

ガザ地区では深刻な人道状況が続いていて、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は8日付けの声明で、「絶え間なく攻撃が続き、膨大なニーズに対して少ない人道物資が不規則に搬入される中、UNRWAが人々を助け、守る力は急速に弱まっている」として、即時停戦を強く呼びかけています。(NHK)

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