イスラエル軍、ヒズボラの拠点100カ所を空爆 「最大規模の攻撃」

(VOVWORLD) - イスラエルは17日と18日に、ヒズボラの戦闘員が所持していたポケットベルなどの通信機器を遠隔操作で爆破し、3000人以上が死傷したとされています。
イスラエル軍、ヒズボラの拠点100カ所を空爆 「最大規模の攻撃」 - ảnh 12024年9月16日、イスラエル軍による空爆、レバノン南部から立ち上る煙(写真:THX/TTXVN)

イスラエル軍は19日夜、レバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラのロケット弾発射基地約100カ所を空爆し、これらを破壊したと発表しました。ロイター通信によりますと、レバノンの関係筋は、昨年10月にイスラエルとヒズボラとの交戦が始まって以来、最大規模の攻撃だと伝えています。

また、イスラエルは17日と18日に、ヒズボラの戦闘員が所持していたポケットベルなどの通信機器を遠隔操作で爆破し、3000人以上が死傷したとされています。

ヒズボラの最高指導者であるハサン・ナスララ師は19日、一連の爆発について「イスラエルによる宣戦布告だ」と非難し、改めて報復を宣言しました。イスラエル軍は、ヒズボラの報復に先立ち攻撃を実施したとみられ、両者間の緊張が一層高まっています。これに対し、アメリカなど国際社会からは自制を促す声が上がっています。(毎日新聞)

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