イラン、数週間で核製造も 米国務長官が公聴会で証言

(VOVWORLD) - アメリカのブリンケン国務長官は合意が守られていた段階では、イランが核兵器に必要な高濃縮ウランを得るために1年以上の期間を要していたと指摘しました。
イラン、数週間で核製造も 米国務長官が公聴会で証言 - ảnh 1   アメリカのブリンケン国務長官=AFP/TTXVN

アメリカのブリンケン国務長官は26日、上院外交委員会の公聴会で証言し、イランが核兵器1個を製造するのに必要な高濃縮ウランを獲得するまでの期間「ブレークアウト・タイム」が、1年以上から数週間に縮まったとの見方を示し、懸念を表明しました。

イラン核合意の立て直しが核問題を解決する「最善の方法」だと改めて訴えました。

核合意再建に向けたアメリカとの間接協議で、イランは指導部の親衛隊的な性格を持つ軍事部門、革命防衛隊のテロ組織指定解除を要求しました。アメリカと折り合いが付かず、協議は行き詰まっています。

ブリンケン氏は合意が守られていた段階では、イランが核兵器に必要な高濃縮ウランを得るために1年以上の期間を要していたと指摘しました。トランプ前政権が合意を離脱し、イランが核開発を進めたことで期間が「数週間」に縮まったと述べました。(産経新聞)

ご感想

他の情報