インドネシア寄宿学校倒壊、生徒60人なお不明 捜索続く
(VOVWORLD) - インドネシア東ジャワ州シドアルジョにあるイスラム系寄宿学校で発生した校舎倒壊の現場で、3日も救助隊ががれきの下に閉じ込められているとみられる約60人の生徒の捜索を続けています。
インドネシア・東ジャワ州シドアルジョのイスラム系寄宿学校アル・コジニーで、2025年10月2日に発生した校舎倒壊現場近くに集まる救助隊(写真:REUTERS/Dipta Wahyu) |
事故が起きたのはアル・コジニー校で、9月30日に上階で行われていた建設工事の重みに校舎が耐えられず崩壊しました。当時、夕方の礼拝中で、10代の生徒数百人の上に建物が崩れ落ちました。
閉じ込められている生徒の多くは13歳から19歳の男子で、現場にはがれきを取り除くためクレーンも投入されています。救助隊は2日、トンネルを掘り進め、生徒の名前を呼びかけたり、動きを感知するセンサーを使ったりしましたが、生命反応は確認されていません。
インドネシアの災害対策当局によりますと、これまでに9人の死亡が確認され、30人が病院で手当てを受けています。(ロイター)