インド、フランスから戦闘機26機購入へ 兵器調達先の多角化図る
(VOVWORLD) - インド政府は28日、フランス製のラファール戦闘機26機を新たに購入することでフランス側と合意したと発表しました。インドは兵器の調達先の多角化を進めており、今回の合意はその一環となります。
フランスの空母から発艦するラファール戦闘機(写真:Economic Times) |
地元メディアによりますと、購入額は総額6300億ルピー、日本円で約1兆600億円に上り、今後3年半で引き渡しが行われる予定だということです。
インドはこれまで兵器全体の半分近くをロシアから調達してきており、ロシア製のスホイやミグといった戦闘機を主力機として長年使用してきました。
しかし、ロシアとウクライナの紛争後、兵器供与の遅れが生じるなど支障が出ており、インド側は調達先の分散を進める方針です。インドは以前にもラファール戦闘機を36機購入しており、今回の追加購入は兵器増強計画の一環と位置付けられています。
一方、ウクライナ侵攻を受けてロシアと対立を深めているフランスも、経済規模が拡大し、軍事費の増加が続くインドとの関係強化を図ることで、ロシア依存を減らす狙いがあるとみられています。(朝日新聞)