（写真：Pavel Bednyakov/Pool via REUTERS）

ウクライナの高官はAFPに対し、協議はイスタンブールで行われる予定で、さらなる捕虜交換に加えてゼレンスキー氏とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との直接会談の可能性が議論となる見通しを明らかにしました。

両国の直接協議は、これまでにトルコ・イスタンブールで2回行われましたが、停戦に向けた進展は見られず、大規模な捕虜交換や戦死者の遺体返還の合意にとどまっています。

ロシアは今月、ドナルド・トランプ米大統領が「50日以内に和平合意に至らなければ制裁を科す」と警告したことを受け、ウクライナとの協議継続に応じる構えを示していました。

しかし、ロシア大統領府（クレムリン）のドミトリー・ペスコフ報道官は21日、記者団に対して、両国の草案は「正反対」であり、「多くの外交的作業が待っている」と述べました。

こうした中、ウクライナの首都キーウでは21日、新たなロシアの攻撃があり、市民が避難していた地下の防空壕が損傷を受けました。(AFP）