(VOVWORLD) -ウクライナのクレバ外相は、ウクライナの欧州連合(EU)への加盟交渉が年内にも始まるべきだと述べました。
(写真:ロイター) |
クレバ氏はEU外相らとの会合後、ウクライナのEU加盟が全ての発言の中で重要なテーマだったと振り返り、加盟交渉を年内に始めるという決定を期待していると語りました。
クレバ氏は「話し合いの内容と雰囲気は、我々が家族として話していることを示した。我々には一つの目標があり、今日、キーウでそれが力強く示された」と語りました。
クレバ氏は「我々には何も提供されてはいないが、ウクライナは一流の国家であり、我々は一流のメンバーシップ以外には満足しない」と述べました。
クレバ氏は、ウクライナ側の重要なメッセージは、欧州委員会が提示した加盟交渉開始のための七つの勧告を受け入れるということであり、追加的な要望は出されないだろうと述べました。
欧州委員会が提示した条件の中には、汚職やマネーロンダリング(資金洗浄)への対応や、報道の自由、少数派の保護などが含まれます。
EUのボレル外交安全保障上級代表は、EU加盟について、ウクライナに提供できる「最強の安全保障上の関与」だと強調しました。(CNN)