(VOVWORLD) - UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は10日、2月24日のロシアの侵攻開始以来、国外に逃れたウクライナ人は450万3954人に上ると発表しました。前日9日だけでも6万2291人が国外に退避しました。
ポーランド南東部メディカに到着したウクライナ難民=AFP/TTXVN |
欧州にこれだけ多数の難民が流入するのは第2次世界大戦以来です。
ウクライナ当局は総動員令で男性については出国を禁止しているため、国外に逃れた人のうち90%は女性と子どもとなっています。
IOM=国際移住機関によりますと、ウクライナに滞在していた外国人約21万人も出国しました。
IOMの5日の発表によりますと、国内避難民は710万人に上りました。
クリミア半島と親ロシア派武装勢力が支配する東部を除くウクライナの人口3700万人超のうち、4分の1以上が国内外に逃れていることになります。
UNHCRが発表した人数には、ウクライナ近隣諸国の出身で、ウクライナを脱出して自国へ戻った人は含まれていません。(AFP通信)