「オッペンハイマー」ゴールデングローブ賞5冠 社会現象となった「バービー」は作品賞逃す
(VOVWORLD) -アカデミー賞の前哨戦とされる第81回ゴールデングローブ賞授賞式が7日、米ビバリーヒルズで開催され、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が映画ドラマ部門の作品賞を含む最多5部門に輝きました。
(写真:Universal Pictures) |
「原爆の父」と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描いた同作で、ノーラン監督はゴールデン・グローブ賞を初受賞しました。オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーは初の男優賞に輝き、対立する米原子力委員会委員長ルイス・ストローズを演じたロバート・ダウニー・Jrは助演男優賞を受賞しました。ダウニー・Jrは、3度目の同賞受賞となりました。
一方、ミュージカル&コメディー部門の作品賞は、「バービー」を抑えて鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」が受賞し、エマ・ストーンが主演女優賞に輝きました。
社会現象となる大ヒットを記録した「バービー」は、今年新設された興行成績を元にした新賞シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)を受賞したものの作品賞やバービー役のマーゴット・ロビーの主演女優賞の受賞は逃しました。(nikkansports.com)