カインホア省 中央直轄都市の実現に向け資源を活用

(VOVWORLD) - 現在、カインホア省は再生可能エネルギー、港湾、工業団地に加え、国家エネルギー戦略の柱と期待されるニントゥアン原子力発電所の計画地など、数多くの戦略的資源を有しているということです。
「カインホア省・中央直轄都市の実現に向けて・新時代の突破口」をテーマとするシンポジウムが、25日午前、中部カインホア省人民委員会とホーチミン共産青年同盟中央委員会機関紙「ティエンフォン」の共催により、カムラン半島の北部観光地で開催されました。
カインホア省 中央直轄都市の実現に向け資源を活用 - ảnh 1各省庁の指導者、経済・都市・教育の専門家、企業代表ら、シンポジウムに出席する(写真:Thái Bình/VOV-Miền Trung)

このシンポジウムでは、2030年までのカインホア省の発展に関する政治局決議第9号の実施状況や、2045年を見据えた将来ビジョンが評価され、2030年までに中央直轄都市となるための方策が提案されました。

カインホア省人民委員会のチャン・クオック・ナム委員長は、行政単位の再編により発展の空間が拡大し、多分野型で包括的に連携した経済圏が形成されつつあると述べました。現在、カインホア省は再生可能エネルギー、港湾、工業団地に加え、国家エネルギー戦略の柱と期待されるニントゥアン原子力発電所の計画地など、数多くの戦略的資源を有しているということです。

カインホア省 中央直轄都市の実現に向け資源を活用 - ảnh 2カインホア省人民委員会のチャン・クオック・ナム委員長、シンポジウムで発言する(写真:Thái Bình/VOV-Miền Trung)

ナム委員長は、次のように強調しました。

(テープ)

「カインホア省は、迅速かつ持続可能な発展を実現するため、戦略的インフラの整備、人材の質の向上、長期未解決プロジェクトの処理という3つのボトルネックの解消に取り組んでいます。政治局決議第9号と省党委員会決議第1号の実行を通じて、2030年までに経済成長率を2桁に伸ばし、中央直轄都市になることを目指しています」

シンポジウムでは、専門家や企業関係者らが、同省の優位性として、中部沿岸地域における戦略的な立地、整備された交通インフラ、物流、海洋経済、観光分野での発展可能性などを詳しく分析しました。今後の飛躍には、デジタル行政、人工知能の活用、データ基盤の整備、そして質の高い人材育成がカギになるとの意見が相次ぎました。

ご感想

他の情報