ガザ停戦案、ハマスは修正要求 米特使「受け入れられず」と一蹴
(VOVWORLD) - ウィットコフ特使はSNSのXに「ハマスの回答は事態を後退させるものだ」と投稿し、「われわれが提示した協議の基礎となる枠組み案を受け入れるべきだ」と強調しました。
2025年5月31日、パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍の空爆で破壊されたビル(写真:aljazeera.com) |
イスラム組織ハマスは5月31日、アメリカが提案したパレスチナ自治区ガザでの停戦案について、修正を求めていることを明らかにしました。これに対して、トランプ政権のウィットコフ中東担当特使は、ハマスの回答は「全く受け入れられない」として強く退けました。
ハマスは、イスラエルで収監されているパレスチナ人と引き換えに、生存しているイスラエル人の人質10人を解放し、18人の遺体を引き渡す用意があるとしています。一方で、紛争の終結とイスラエル軍のガザからの撤退を改めて要求しました。
ハマスは修正の具体的な内容には言及していませんが、事情に詳しいパレスチナ筋がロイター通信に語ったところによりますと、ハマスが求めている修正案は、60日間の停戦期間中に人質を3段階に分けて解放することや、さまざまな地域により多くの支援物資を分配することだということです。また、恒久的な停戦につながるという保証も求めているとみられます。
ウィットコフ特使はSNSのXに「ハマスの回答は事態を後退させるものだ」と投稿し、「われわれが提示した協議の基礎となる枠組み案を受け入れるべきだ」と強調しました。
イスラエルのネタニヤフ首相も、ハマスがアメリカの停戦案を拒否し続けているなどとして批判しました。(ロイター)