(VOVWORLD) -イスラエル軍がパレスチナのガザ地区の住民に対し24時間以内に南部に退避するよう国連に通告し、日本時間の14日朝、その期限を迎えました。現地からの映像では空爆によると見られる爆発音が頻繁に聞こえるなど、激しい攻撃が続いていて地上侵攻への懸念が高まっています。
Reuters撮影 |
イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの衝突は、14日で1週間となり、これまでにガザ地区で1900人、イスラエル側では少なくとも1300人が死亡し、双方の死者は3200人を超えています。
日本時間の14日午前6時にはイスラエル軍が24時間以内にガザ地区北部の住民が南部に退避するよう国連に通告した期限を迎えました。
現地からの映像では、その後もイスラエル軍の空爆によるとみられる爆発音が頻繁に聞こえ、時折、爆発によって炎が上がるのが確認できます。
これに対してハマスは13日、退避通告に対抗してイスラエルの空軍基地や、最大の商業都市テルアビブをロケット弾で攻撃したと発表するなど、双方による暴力の応酬が続いています。(NHK)