ガザ市制圧恐れ数千人避難 イスラエル、退避先も攻撃
(VOVWORLD) -英スカイニューズ・テレビは19日、イスラエル政府がパレスチナ自治区ガザの中心都市、北部ガザ市の制圧計画を決定して以降、同市から数千人が退避したと報じました。
(写真:REUTERS/Ramadan Abed) |
イスラエル軍が攻撃を強めており、本格的な侵攻を恐れたとみられます。国連によりますと、イスラエル軍は住民の退避先に指定している地域も攻撃しています。
同テレビの衛星画像分析によりますと、制圧計画決定後の9日から17日までの間でガザ市に設置されていた約30カ所のテント村がなくなりました。この間にガザ市で破壊された建物は130棟以上に及びます。17日の画像では多数の軍用車や重機が展開していることも確認されました。(共同)