14日午前、グエン・ティ・キム・ガン国会議長率いる高級代表団は帰国の途に着き、IPU=列国議会同盟のサベル・ホセイン・チョードリー議長とUAE=アラブ首相国連邦国民評議会のアマル・アル・クバイシ議長の招きに応じて11日から13日にかけて、アラブ首長国連邦の首都アブダビで開かれた第11回女性議会議長世界サミットへの参加を終えました。
ベトナムがこのサミットに参加するのは今回が初めてです。このサミットは「より素晴らしい世界に向け団結し、未来を成形する」をテーマとしたアブダビ共同宣言を発表し、閉会式を行ないました。
共同宣言で、女性議会議長らは未来形成のため、団結すること、そして、世界が直面している試練に対応するため協力を強化することで一致しました。アブダビ共同宣言に関する個別討論会で、ベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長は「この宣言案には政治、経済、社会、環境、技術などの分野における世界の未来を形成する重要な動きを示している。又、この宣言案は「貧困、気候変動、不公平、テロ、極端主義など世界の平和、安全保障、持続可能な成長を脅かす地球規模の試練を解決するための女性議会議長らの決意を示している」と明らかにしました。
同日夜、ガン国会議長はアラブ首長国連邦駐在ベトナム大使館の幹部、職員、及び、同国在留ベトナム人共同体の代表と懇親会を行ないました。この席で、ガン議長はベトナムとアラブ首長国連邦との多面的な協力関係に対するベトナム大使館の貢献を高く評価しました。