グエン・バン・リン元書記長生誕110年記念シンポジウム開催

(VOVWORLD) - 7月1日に生誕110年を迎えるグエン・バン・リン元共産党書記長を記念するシンポジウムが、26日北部フンイエン省で開催されました。
グエン・バン・リン元書記長生誕110年記念シンポジウム開催 - ảnh 1グエン・スアン・タン学院長

グエン・バン・リン氏は1915年に生まれ、1986年からベトナム共産党書記長を務めた人物で、ベトナムの経済改革「ドイモイ政策」を推進した指導者として知られています。

シンポジウムで基調講演を行ったホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン学院長は、グエン・バン・リン氏が1929年に革命活動に参加してから書記長に就任するまでの足跡を振り返りました。

タン学院長は、グエン・バン・リン氏がドイモイ時代の最初の書記長として、国家の安定化を図り、食糧政策、消費財政策、輸出政策という3つの重要な経済プログラムを実施したと評価しました。タン学院長は次のように語りました。

(テープ)

「グエン・バン・リン元書記長は、様々な重要な役職に就きながら、どのような立場や状況でも、一貫して自らの理想を貫き通しました。常に国民と民族の利益を最優先に考え、勤勉で清廉、そして公正な指導者の手本を示してきました。70年近くにわたる革命活動の中で、リン氏の生涯と功績は、ベトナム共産党と国家の輝かしい歴史と深く結びついています。リン氏をはじめとする先代の指導者たちが築き上げた貴重な遺産を受け継ぎ、党・国民・軍が一丸となって、新たな決意と行動力をもって国家の改革事業を力強く推進していかなければなりません。どのような困難や試練があろうとも、必ずや乗り越えていく決意です」

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