シーア派指導者 死刑執行 イランのサウジ大使館襲撃


シーア派指導者 死刑執行 イランのサウジ大使館襲撃 - ảnh 1
(写真:baomoi.com)

(NHK)サウジアラビアは2日、中東の民主化運動「アラブの春」が起きた2011年に、政権に対する抗議デモを主導し宗派対立を扇動した罪などで死刑判決を受けていたイスラム教シーア派の指導者のニムル師について死刑を執行したことを明らかにしました。

これを受けて、国民の大多数がシーア派のイランでは、若者らが首都テヘランにあるサウジアラビア大使館の周辺で抗議活動を始めましたが、現地メディアによりますと、一部が暴徒化して大使館に侵入し、火を放つなどしたということです。

けが人などは確認されていませんが、当時の現場の様子だとしてインターネット上に投稿された画像には、施設内から炎が高く上がっている様子などが映っています。若者らは治安部隊によって排除され、事態を受けてイラン外務省は声明を出し、サウジアラビアの外交施設の安全確保に努める姿勢を強調しました。

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