首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、現地時間の18日、東京で、「日本・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」への出席を機に、ファム・ミン・チン首相およびASEAN諸国の指導者らは天皇皇后両陛下とのご謁見を行いました。

席上、チン首相は、上皇にベトナムの指導者のご挨拶の言葉を伝えました。また、チン首相は、ベトナム国民に対する天皇皇后両陛下のご厚情とご関心に感謝するとともに、「この間、両国の友好協力関係が絶えず強化され、良好に発展していることは、両国民の相互理解と相互信頼の強化だけでなく、アジアと世界における平和・繁栄のための日越の包括的な戦略的パートナーシップの確立に寄与している」と強調しました。

一方、天皇皇后両陛下は、ベトナムの指導者が日越の外交関係樹立50周年にあたり、日本を訪問したことに喜びの意を表すとともに、「両国の文化交流や草の根外交などは、益々頻繁に行われ、両国民の相互理解の深化に寄与していくだろうとのご期待を表明しました。

この機に、チン首相は、天皇皇后両陛下にベトナム訪問を招待しました。