ドイツ大統領選、連立与党のシュタインマイヤー氏が再選
(VOVWORLD) -ドイツの連邦大会議(連邦議会と州代表で構成)は13日、国家元首である大統領に現職のフランクワルター・シュタインマイヤー氏(66)を再び選出しました。
〈写真:AFP/TTXVN) |
任期は5年です。ドイツでは政治的実権は首相にあり、大統領権限は条約署名など儀礼的な内容にとどまりますが、国民統合の象徴として機能します。
シュタインマイヤー氏はメルケル前政権で外相や副首相を務め、2017年に大統領に就任しました。投票では社会民主党など与党3党のほか、野党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)も支持に回りました。
選出後の演説では緊迫するウクライナ情勢に触れ、「プーチン露大統領に『ウクライナの首の縄をほどけ。そして我々と共に欧州の平和を守る道を模索しよう』と訴える」と強調しました。「民主主義の力を過小評価しないよう警告する」と語りました。(mainichi.jp)