(VOVWORLD) - 席上、両首脳はそれぞれの国の外交政策に対するベトナム・中国関係の重要性を強調しました。
(写真:VNA) |
国家主席の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、20日、北京で、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席するにあたり、ボ・バン・トゥオン国家主席は中国の習近平国家主席と会見しました。
席上、両首脳はそれぞれの国の外交政策に対するベトナム・中国関係の重要性を強調しました。トゥオン国家主席が「ベトナムの党や、国家、国民が常に中国との関係強化を自国の外交政策の優先課題とみなしている」と強調するのに対し、習近平国家主席は「中国はベトナムを自国の外交政策の優先対象とみなし、ベトナムが工業化・近代化を進め強固な国に発展することを歓迎・支持している」と再確認しました。
トゥオン国家主席は両国間の包括的.戦略的パートナーシップの強化策に触れ、「両国は均衡な発展を中心に、貿易関係を拡大し、交通インフラの連結性を高め、協力関係を実質的に強化する必要がある」と訴えました。また、「1982年国連海洋法条約をはじめ国際法に従って、海上問題を適当に解決すべきである」と強調しました。
習国家主席はトゥオン国家主席の提案を高く評価するとともに、両国間の互恵協力の重要性を強調しました。習近平国家主席によりますと、中国は農産物をはじめベトナム製品の輸入を強化する用意があります。また、両国はインフラ整備や、交通など戦略的な分野で協力を深化させるとともに、国営企業の管理に関する意見交換、海上問題の解決のための連携などを強化していく必要があるとしています。