トランプ氏「進展あった」強調 一方で米メディアは厳しい評価

(VOVWORLD) - トランプ氏は会談後にFOXニュースのインタビューに応じ、ロシアとウクライナの首脳会談が今後調整され、自身も立ち会う可能性があると言及しました。
トランプ氏「進展あった」強調 一方で米メディアは厳しい評価 - ảnh 12025年8月15日、アメリカのドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領、会談後に共同記者会見へ向かって歩く(写真:Sputnik/Gavriil Grigorov/Pool via REUTERS)

ロシアによるウクライナでの軍事行動開始以降、初めてとなる米ロ首脳会談がアラスカで行われました。

アメリカのトランプ大統領は会談後の記者会見で「生産的だった」と強調し、「多くの点で一致した」「一定の進展があった」と述べました。しかし停戦合意には触れず、期待された具体的な成果は見られませんでした。発言が簡潔にとどまったトランプ氏に対し、プーチン大統領は持論を展開し、両者の対照的な姿勢が際立ちました。

アメリカの主要メディアは「ロシアから何の譲歩も引き出せなかった」「拍子抜け」と報じ、トランプ氏に対して厳しい論調が目立ちます。会談に臨む前、トランプ氏は「何かが起こるだろう」と早期停戦に期待を示し、プーチン氏を専用車に同乗させるなど異例の厚遇で迎えていましたが、結果は限定的だったとみられています。

一方で、トランプ氏は会談後にFOXニュースのインタビューに応じ、ロシアとウクライナの首脳会談が今後調整され、自身も立ち会う可能性があると言及しました。また、停戦合意に至るかどうかは「ゼレンスキー大統領次第」とし、取引に応じるよう促す姿勢を見せました。(テレビ朝日)

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