トランプ米大統領が4日から各国に「書簡を送り始める」 関税関連か、米長官は参院選言及
(VOVWORLD) -トランプ米大統領は3日、米関税措置を巡る各国との協議に関連し、「彼らが支払うことになる関税を書いた書簡を出す方に傾いている」と述べました。
(写真:THX/TTXVN) |
4日にも送り始め、1日10通ほど出すと言及しました。米首都ワシントン近郊で記者団の取材に応じた。
米国が4月に発表した「相互関税」について、上乗せ分の一時停止が7月9日に期限を迎える。
トランプ氏は報道陣に「(交渉相手が)170カ国以上もある」と指摘した上で、各国と協議して妥結するより、書簡を相手国に一方的に送付する「シンプル」な手法が好ましいとの認識を示した。書簡には米国への輸出品の関税率や、個別の物品に関する取引条件などを記載するとした。
一方、日本との協議を取り仕切るベセント米財務長官は3日、CNBCテレビで、日本が重要な同盟国のひとつだと指摘した上で、「日本は20日に参院選があり、交渉を進める上で国内的に多大な制約があると思う」と述べた。「交渉の行方がどうなるか見守る」とも語った。(sankei.com)