討論会の様子

「新たな時代の始まりは、第14回党大会です。今後、すべてのベトナム国民が心を一つにして、党の指導の下、団結し、協力し、機会を最大限に活用し、リスクと試練を乗り越え、ベトナムを包括的かつ強力に発展させる」。これは、25日午後、ハノイで行われた「新たな発展の時代・ベトナムの躍進の時代」に関する討論会で、トー・ラム党書記長が強調したものです。

討論会で、トーラム書記長は国を新たな時代にかかわる基本的問題、および新たな時代の目標と戦略的方向性という2つの内容を集中的に分析しました。

トーラム書記長によりますと、ベトナムの躍進の時代である新たな時代はベトナム共産党の指導の下、社会主義ベトナムを成功裏に構築し、ベトナムが強固で豊かな国に躍進する時代です。

新たな時代の最優先事項は、2030年をめどに、ベトナムを近代的工業と中所得のある発展途上国となり、 2045 年をめどに、高所得のある先進的な社会主義国になり、国家の誇り、自主、自立精神を強く呼び起こします。

また、トーラム書記長は国を躍進の時代に入るための戦略的方向性の一つとして党の指導方式の改革、政治システムの構造と党の組織の合理化を取り上げました。

トーラム書記長は「ベトナムは第4次産業革命がもたらすチャンスと利点を最大限に活用するため、デジタルトランスフォーメーションを精力的に進める必要がある」と明らかにするとともに、ベトナムならではの社会主義モデルを構築するためのいくつかの対策と戦略的方向性として、社会主義的人材育成、新しい生産力の開発、デジタルトランスフォーメーション、グリーンへの移行の強化、科学技術とイノベーションを開発の主要なモチベーションになることなどを挙げました。