会見の様子

席上、トー・ラム党書記長は、ベトナムが従来からの関係を持つ国、とりわけブルガリアとの関係の維持と強化を重視しており、ブルガリアを欧州連合との関係を発展させるための重要な玄関口と位置付けていると確認すると同時に、ベトナムがブルガリアと東南アジア諸国との関係を結び付けるための懸け橋としての役割を果たす用意があると明らかにしました。また、ラデフ大統領とベトナムの指導者との会談、会見の結果、並びに両国間関係の前向きな発展を高く評価した上で、両国間の従来からの友好関係の推進に向けた主要な方策と方向性を提案しました。

一方、ラデフ大統領は、ブルガリアが両国間の従来からの友好関係を重視しており、ベトナムを東南アジア地域におけるブルガリアにとって重要な相手国として位置付けるとともに、ブルガリアの政党とベトナム共産党との協力関係を二国関係の強化に繋がる重要なチャンネルの一つとして見なしていると明らかにしました。